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「色」の夢占い

色 夢占い

色の夢

色の夢のイメージ画像

色が印象的な夢は、「意識と心の動き」の象徴。
その色は「現在感じたり思っている内面の状況」を反映している。

自然界に存在する色や、視覚効果を狙った色。私たちは日常生活に溢れる色彩から無意識に影響を受けながら、メイクやファッションのように自分自身も日常的に気分や感覚を色に変換して表現しています。

例えば、社会には「赤=熱い」「黒=暗い」といった世界共通のイメージや、「=めでたい」など、文化ごとに根付く特別な意味を持った色が存在します。

意識に刷り込まれたそれらのイメージは夢でも反映されるので、「」で式典や祝い事への意識を、「」でクリスマスへの意識を、「炎🔥」「林檎🍎」などの赤系統で熱い感情を抱える心境を、と解釈できます。

※熱い感情の「怒り」「愛情」の判別は、色の明暗や濃淡、色づいた物の象徴が解釈の手助けになります。

このように、夢に現れる特別な色は心が受けたイメージを色に変換して夢に投影していると考えられます。

とは言え、夢の細部にまで大きな意味が含まれているわけでもなく、特に印象深い色を特定すること、それがどのような印象だったかが重要です。

各事象を参考にすることで、心の状態を把握する手掛かりになれば幸いです。

色が好印象の夢(綺麗な色の夢・明るい色の夢)

気分良く、ポジティブに行動できる暗示

明るく健康的で物事を良い方向に捉えられる、全体的にポジティブな精神状態。または、色が象徴的な対象やその色が意味するものに魅力を感じている。

夢で受けた刺激が原動力やモチベーションとなり、現実世界で良い進展を迎える兆候とも言える。基本的には吉夢と考えてOK。

しかし、綺麗な色や明るい色でも印象が悪い場合は、反転してネガティブな意味になる。

※詳しい感情や関心は、色ごとによって異なります。各事象を参考にしてください。

色が悪印象の夢(汚い色の夢・暗い色の夢)

重い気分で迎える、ネガティブな警告の暗示

「憂鬱」や「悲しみ」といった負の感情が色濃い、ネガティブで不安定な精神状態。または、対象が意味するものを注視する意識が見せた警告夢。

自分自身や周りに抱いている嫌な気持ちが邪魔をして、行動にもマイナスの影響が出やすいとき。ただし、原因を理解してフラストレーションを努力の糧にできれば状況を変えられる。

また、暗い色に好感を持った場合は、沈んだ心境というよりも落ち着いた状態を表す。

※詳しい感情や関心は、色ごとによって異なります。各事象を参考にしてください。

派手な色の夢

「注目・強調」の象徴

派手な色の夢は、鮮烈な感情や強調された欲求の反映。特に、自分が身につける物や所有物の色が派手な夢は、注目を浴びたかったりアピールしたいという自己顕示欲が強く表れている。

周囲や他人が派手な色に感じる場合は、重視または注視している対象が象徴から読み取れる。

蛍光色の夢

「強烈な注目性・誇張」の象徴

ひと際目を引く蛍光色の夢は、強力な関心や影響度合いの反映。

自分の衣服や持ち物が蛍光色の場合は、周囲に自分を印象付けたいというアピール欲求や承認欲求による見栄が強まっている。また、集めた注目による効果や意図が伝わることを狙う傾向。ただし、感情や欲求が先走って意図が外れやすいため、自制心と客観的な視点を持つことがカギとなる。

自分以外の物が蛍光色の場合は、意識した対象から重要なメッセージを読み取ろうとしている。もし悪印象を抱いたなら、その物自体が注意すべき対象だったり、対象が意味する象徴に警告のメッセージが含まれるので注意。

迷彩色の夢・カーキ色の夢

「適応・調和・保護・潜行」の象徴

“木の葉を隠すなら森の中”

と言うように、自然を装って環境や周囲に溶け込み、自分という存在に気づかれないよう心やアイデンティティを守ろうとしている。また、馴染もうと努力する一方で別の問題を避ける傾向。

迷彩色やカーキ色が悪印象だったり不釣り合いな印象の夢は、調和を意識したカモフラージュが却って不自然に目を引いてしまっている心境を表している。

この場合は、自分が浮き彫りにされている感覚や、願望と現状とのギャップ、違和感が反映される。

パステルカラーの夢

「繊細な優しさ・平和・想像力」の象徴

パステルカラーの夢は、平和で幸せな世界に浸り、柔らかで穏やかな心境の反映。または、まだ物事が始まったばかりで意志や感情がはっきりとは固まっていない状態。

目立った欲求や主張がなく、フワフワとした軽い心地で自然と平和的な行動がとれるとき。察したり共感ができる豊かな感受性が芽生えている反面、多感で周囲の影響を受けやすくもある。記憶が薄れ、綺麗に補正された感情を思い返すような時にも現れやすい。

悪印象の場合は、曖昧で頼りない自分に悩んでいたり、周囲の淡白な反応に傷つくナイーブな心境の表れ。平和主義的な思いやりを「弱さ・優柔不断」などネガティブに捉える傾向。

モノクロの夢

「感情の鈍化・気力の枯渇・懐古」の象徴

モノクロの夢は、現実が味気なかったり実感味がなく、心に疲労の色が見える状態。または、遠い記憶となった過去への物悲しい思いを反映することも。

感情や気力に乏しく、感動や共感といった熱を感じることが難しくなっている。身の周りで起こる事がどこか他人事のように感じ、今の感覚に囚われると周囲からズレていきやすいため注意が必要。

モノクロの世界に色がついた物がある場合は、それ自体、またはそれが意味する象徴に重要な意味が含まれている。

カラフルな夢

「心の活気・溢れ出る想像力・混ざりあう感情」の象徴

カラフルな夢は、喜びとやる気に満ちた賑やかでポジティブな心の反映。その沸き立つバイタリティが様々な発想や感情表現をもたらし、魅力や多才さを発揮できる兆候でもある。

前向きに行動できれば周りからの評価が上がったり、周囲も感化されてポジティブになる傾向。とはいえ、「世界が美しく見えているのは自分だけ」という視点も忘れずに。

カラフルさが悪印象の場合は、主張し合う欲求や複数の感情に惑わされている状態。または、他人がはしゃいでいる環境に煩わしさを感じている可能性も。混ざり合った複雑な感情がジレンマを生み出すため、意識してシンプルに考えるように。

※多彩な色の中で特定の色など一部が印象深い夢は、その対象や色の象徴に特別な意味があるので、別の事象も参考にしてみてください。

光輝く色の夢

「幸福の予感・創造力・視野の覚醒」の象徴

輝く色の夢は、明るい展開を迎えられそうな多幸感に包まれたポジティブな心境の反映。

覚醒モードに突入して普段よりも視野が広がったり、新しい視点や斬新な閃きによる新しいアプローチが可能性を生み出しやすいとき。特にオーロラのような多彩な色合いの光は、期待大。

しかし、光具合いには少々注意。眩しすぎたり弱々しく点滅するような場合は、過剰な多幸感に判断が狂わされたり覚醒状態が終わることへの不安で、力を最大限に発揮できない可能性がある。

また、光輝く色が悪印象の場合は、夢が輝くほど現状や自分の悪い部分が浮き出され、心に影を落とした状態。現実から夢に逃れようという意識が幻想を生み出している。

まだら色の夢

「混合感情・複雑な心境の変化・独創性」の象徴

まだら色の夢は、様々な感情が入り混じった複雑な心境や、意識が変化していく過程を表現している。今はまだ気持ちや意志が定まっていないものの、状況や心が変化していく中で、以前までは思いつかなかった発想や独自の視点に辿り着こうとしている。

まだら色がバランスの良い色味をしていたのであれば、様々な状況が重なって心境に変化が起こりつつも、上手に折り合いをつけつつある状態を反映している。

逆に、悪印象やちぐはぐな色合いの場合は、感情が揺れ動いたり思考がごちゃついて心が整理できず、混乱や葛藤が続くことでネガティブになる傾向。

また、白と黒のまだらが目立つ夢は、物事の善悪や決着などはっきりとした結論が出せない心境を反映する。「焦らず、極端にならない」を頭のスミに置いて心を整理していこう。

非現実的な色の夢

「言葉にできない感覚・斬新な発想・妄想力・変化の予兆」の象徴

※この場合の「非現実的な色」とは、通常の現実では考えにくい色を指します。

非現実的な色は、言語化して表現することが難しい興奮の熱など、感覚的な感情や熱量を具現化したもの。また、何かに触発されてファンタジックな想像力が掻き立てられている状態を表している。そういった心境の変化が現実にも影響して、いつもと違ったアイデアを生んだり、新たな人生へと移り変わりやすいタイミングでもある。

悪印象の場合は、ストレスで現実逃避の妄想化が進んでいる状態。プライベートでその想像力を活かし、実生活では「現実は現実」と分けて考えてバランスを取った方が良い。

赤い夢

「情熱度・過激度・自信度・警戒度」の象徴

赤色の夢は、象徴が物語るように熱いパッションを燃やしていたり、強い欲求や感情を抱えている心境の表れ。また、周りに赤色の物を示すことで、自身の力や魅力を出してアピールしたいという欲求や自信度合いも読み取れる。

赤が好印象の場合

赤は、強い感情や刺激を優先する傾向があり、衝動的に行動しやすいとき。恋愛や現在興味のある物事に夢中になって周りが見えなくなる、なんてことも。

ただ、好印象の赤は一つのことに関しての集中力やモチベーションが非常に高いため、目標を設定すれば充実した日々が送れる兆し。また、愛や魅力をストレートに表現できる強みもあり、交際に発展する可能性も高め。

赤が悪印象の場合

もしも赤色がどす黒かったり悪印象の場合は、本能的に察知した危険信号を表しているので軽率な行動や判断には要注意。起伏も自己主張も激しいため、とっさの攻撃的な言動には特に気をつけるように。

ヒートアップしそうな時は一旦時間を置き、頭を冷やすことでトラブルを回避しよう。

ピンクの夢(桃色の夢)

「幸福度・愛情度・期待度・女性性」の象徴

ピンクの夢は、赤い夢に比べるとまだ微熱な熱量。心地よい温かな気分に包まれていたり、ほのかな愛情が芽生えた心境を反映している。また、ピンクには「繊細で柔らか」「温かく包み込む」といったイメージ上の女性的なニュアンスも含まれる。

※ピンクはパステルカラーの夢の要素も含まれます。

ピンクが好印象の場合

ピンクが好印象の夢は、恋した相手への淡い期待感や母性の芽生え、自然と生まれる他人への思いやりなど、アピール欲は控えめなささやかな愛情の表れ。

好きな人に甘えてみたり逆に相手を気遣ってみたりと、ちょっとした愛情表現が素直に出てくる傾向。そのため、関係の維持や進展が期待できるとき。

相手の負担にならない程度にコミュニケーションをとると、win-winの関係を築けて幸福感を味わえる。

ピンクが悪印象の場合

ピンクが悪印象の場合は、精神的に満ち足りておらず、親切心や依頼心を「感傷的で脆く依存して自分を弱くするもの」と悪く捉えたり、女性らしいと感じるものや安定的な幸せがマイナスイメージに傾いているとき。

他人に甘えたり受け入れてもらうことができずに愛情不足を感じている。または、誰かに執着したり依存していないと不安定になる精神状態や関係性になっていると考えられる。

この状態を長引せないよう、互いを思いやり成長し合える環境づくりを目指そう。

紫の夢

「情熱度・冷静度・精神の成熟度・探究度」の象徴

青と赤を混ぜた色である紫は、冷静と情熱の間。熱を帯びた感情が冷えていったり、逆に燃え上がっていくような心境の変化の渦中にいることを表現している。

※青紫や赤紫の場合は、赤い夢青い夢も参考にしてください。

紫が好印象の場合

紫に好感を抱く夢は、両方の心境下で物事を深く考えられ、新たな発想や真理に辿り着く兆し。その好奇心は未知の分野や芸術分野に向きやすい。

また、他の視点を見つけたり物事の本質や裏側を知ることで、精神的に成熟していく成長過程でもある。メリット、デメリットの両面を考えながら未体験に挑戦してみよう。

紫が悪印象の場合

紫がネガティブに感じる夢は、知ることの恐怖、わからないことへの不安でかき乱された精神状態が反映されている。

また、熱したり冷めたりと極端な感情の間で苦しむも、その心情を周囲に悟られることなく孤立する傾向も。

考えすぎて動けなくならないよう、リフレッシュできる趣味を見つけたり周りとの交流も大切に。そして、今の苦しみもすべて学びと捉えられれば糸口も見えてくる。

青の夢

「冷静度・信頼度・理性度・新鮮度・やる気度」の象徴

青色は温度の低さを感じられる色であり、ほかにも青空や青い海などの「壮大さ」、青春や青二才といった「若さ」「未熟さ」も併せ持つ。また、一般的には爽やかでスマートな印象を与えやすい色でもある。

そんな青色は、冷静な心境と理性的な思考状態が反映される。

青が好印象の場合

青が好印象の夢は、そんな心理状態や思考状態がプラスに働くとき。自己成長や自己啓発といった学習意欲があり、自分で計画し、自分で考え、自分で行動できる強みがある。

感情の処理も自己完結して切り替えられるため、常に変わらない信頼をキープしやすい。

現在のライフプランやキャリアプランに恋愛や結婚が含まれているなら、自己計画と関係性のバランスを大切にしつつ自分をアップデートしながら関係も築いていける兆し。

青が悪印象の場合

一方で、青色が悪印象の場合は、合理性や冷静さが逆効果になるとき。疲労やストレスで精神的に余裕がなく、思考と感情のバランスが崩れて熱意を失いかけている。

共感性を失ったり、悲しみや寂しさ、失望を抱えて孤立を感じる傾向。たとえ一人が好きだとしても、周囲との温度差が広がるばかりでは悲しい結果にも繋がりやすい。

心身の健康にも影響が懸念されるため、温かい料理を食べて健康的なストレス解消法を模索しよう。

また、誰かが身につけている青が印象深い夢は、印象によってその人物(もしくは夢の人物が象徴する存在)への認識が反映される。

  • 青色が好印象な人=その人への信頼と好感
  • 青色が悪印象な人=その人への冷たい評価

※後者は印象に影響されて評価が偏っている可能性があるので、その認識でその人のすべてを断定しないように注意してください。

水色の夢

「平静度・清浄度・幸福度・安心度」の象徴

情緒が安定していて健やかな心境を表す水色は、青色と比べて明快な爽快感というよりも心和らぐようなリラックスモード。あっさりとした心境と冷静さを備えている。

※水色はパステルカラーの夢の要素も含まれます。

水色が好印象の場合

水色が好印象の夢は、日常生活や関係性に心地よい癒しや潤いなど、充実の幸せを感じているとき。澄み切った気持ちで物事に向き合えるため、順調にアイデアを出せたり人間関係も円滑に育める。

また、新しい試みを考えることや、自身の可能性を広げる挑戦に対しても前向き。適度な距離感を保ったさっぱりとした関係を好む傾向がある。

仕事の順調さが私生活の充実に、人間関係の快適さが精神の安定に繋がるので、それを意識した生活を送るのが幸せに直結する予感。

水色が悪印象の場合

その反面、水色に悪印象を抱く夢は、冷ややかな感情や一抹の不安といったネガティブな心境の表れ。なんとなく気分が乗らずに憂鬱な気持ちに襲われたり、周囲への不満や不安、そして寂しさを覚え始めるなど、薄っすらブルーになっている。

また、生活や関係が淡白に感じられる一方、自分でもはっきりとした原因が見当たらなかったり、決断できない意志の弱さが薄い色に表れている。

今は「迷う原因は何か」「自分が変わることで解決する問題なのか」をじっくり考える時間を持つこと。順序立てて課題に取り組んでいければ、解決策も見えてくるはず。

藍色の夢

「冷静度・寛容度・慎重度・節度」の象徴

青よりも深い藍色は、ちょっとやそっとのことでは動じない非常に安定した精神状態の反映。明朗さはないものの、本質を深くまで捉えて合理的に判断できる精神的な落ち着き度合いが読み取れる。

藍色が好印象の場合

夢の中で藍色が好印象ということは、理路整然とした考え方で心にゆとりがある状態。頑なに信じる道理を主張するわけでもなく、自分の意見と他人の意見を感情と分けて考えられるとき。

また、物事を深く掘り下げていくような学問や、専門知識などに知的好奇心がくすぐられる傾向。人柄の誠実性や安全性を重視する傾向があり、そういった性質からも周囲に信頼されやすい。

藍色が悪印象の場合

ただし悪印象の場合は、既に自分の中にある価値観が新たに染まりにくく、意固地になっている状態。

信条を曲げてまで他人の意見や感情を受け入れられないと突っぱねていると、いずれ孤独や失意を味わうことになりかねない。

また、気持ちを呑み込み続けても考えを誤解される結果になりやすいので、感情や思考を言語化して実際に態度で示していくように気をつけていきたいところ。

黄色の夢

「ポジティブ度・元気度・社交度・刺激度・警告度」の象徴

明るく元気なイメージを与える黄色は夢の象徴にも反映され、楽観的でエネルギッシュな心境を表す。また、外から刺激を受けたり逆に周りに影響を与えやすい傾向も。

黄色が好印象の場合

ポジティブの塊である黄色が好印象の夢は、溢れんばかりのエネルギーとプラス思考が対人面、活動面へと発揮でき、人と関わることで楽しい時間を送れる兆し。

アイデアのネタも外から入ってくるので、積極的にコミュニケーションの場に冒険してみよう。そこでは雰囲気やニュアンスで察知できる理解力の高さも活かされるはず。

また、色彩の中でも目立ちやすい黄色は、注目願望を反映しているとも考えられる。ムードメーカーとして集団の中で立ち回れるように、周囲の動向にも気を配ると良いだろう。

黄色が悪印象の場合

良く言えばチャレンジャーだが、度が過ぎれば楽観しすぎた刹那主義にもなり得る黄色。そんな黄色が悪印象の場合は、分かりやすい刺激に夢中になりすぎたり、先のことを深く考えず「大丈夫だろう」とリスクを無視して後々後悔する警告。

現在感じている欲求が優先されやすく、存在意義や生きる意味を探して無謀な行動に出やすい。そうなる原因として、現実への不満や疲れ、あるいは何かしらの問題があって未来に希望を見出せなくなった脱力感の反動が考えられる。

刺激的なものは危険を伴うことも多いため、事前にリスクをしっかり把握してから行動しよう。

オレンジ色の夢(橙色の夢)

「情熱度・冒険度・社交度・安定度・自信度」の象徴

「感情ボルテージが高い赤」と「元気な黄色」の中間色であるオレンジ色は、その2色よりもやや衝動や欲求が着いた明るく温かな心境が反映される。

色味には、赤と黄色が表す心境のどちらに傾こうとしているか、といった情報も読み取れる。

オレンジ色が好印象の場合

オレンジが好印象の夢は、知らない人とも抵抗なくコミュニケーションでき、フレンドリーで外向的な傾向。主に対人面が好調で、人を大切にしていればバックアップが期待できる。

積極的に接触していくことで他人からの評価や友好が得られるのと同時に、その際の好感触によって自信もつけられる。新たに関係を深めるなど、自発的な挑戦による変化を楽しめる余裕もあるとき。

調子の乗りすぎず、かといって謙虚になりすぎることもない今のバランスをキープしよう。

オレンジ色が悪印象の場合

一方で、オレンジ色が悪印象の場合は、感情や衝動が手に負えず社交活動に没頭したりと、他人が傍にいないと自分を保てない不安定な精神状態。あるいは、自分が望む関係と相手が望む関係にズレがあり、愛と友情の間で揺れ動いている。

また、赤と黄色のどちらにも含まれる「危険」「注意」の要素がオレンジ色にも含まれる。現在の関係や心の変化に対して「このままではマズイ」と、警鐘が鳴り始めているので注意しよう。

自分の行動に後悔しないよう、適度な距離感を保って本来の自分の望みを意識するように。

緑の夢

「快適度・緊張度・健康度・安全度・環境意識」の象徴

「陽気な黄色」と「冷静な青色」のイメージがミックスされた緑色は、どれくらいリラックスできて良好な精神状態なのかが反映される。

他にも、周囲の安全性や自然環境といった身の周りへの広い関心が伺える。

緑色が好印象の場合

特に、緑色が好印象の夢は、周囲と自分との兼ね合いを図りながら平和状態をキープできるとき。より良い未来に投資したいと思える前向きな心境や、再び頑張るために自然の空気を思い切り吸ってリフレッシュしたい心境が反映されている。

いたって健康な精神状態と言え、今後も明るい展望を目指しながら周囲の人たちと一緒に成長していける兆し。

さらに、全体を考えられる視野の広さが、合理的でありながらも感情面にも寄り添った行動に繋がり、対人関係を中心に様々な場面で活かすことができる。

緑色が悪印象の場合

逆に、緑色に悪印象を抱いた場合は、周りの環境や自分自身が原因で停滞状態に陥り、不健康な精神状態が続いて息が詰まるような心境。

日々のストレスから解き放たれて心の平穏を取り戻したいという思いから、自然に満ちた場所で新鮮な空気を吸ってリラックスしたいという欲求が強まっている。

今は将来を楽観視できず、精神的な余裕が失われて健康面にも悪影響を及ぼしやすいとき。心の癒しが足りていないため、長い目を見て自分に時間をあてることを考えよう。

黄緑の夢

「元気度・健全度・適応度・共存度」の象徴

「ポジティブな黄色」と「バランスの緑色」が混ざった黄緑色は、緑色よりも若々しく、黄色よりも周囲との調和を意識する性質が特徴。感情と意志のバランスがとれた健全な精神状態と言える。

※色味に偏りがある場合は、黄色の夢緑の夢を参考にしてください。

黄緑色が好印象の場合

中でも美しい黄緑色が好印象の夢は、他人と協調しながら明るい未来を目指し、共存関係を崩さず自分の要望を叶えていける兆し。

また、新芽を連想させる黄緑色は「始まり」も象徴し、人生の新しい変化に対して希望を見出している。気負わず前向きに取り組めば成長できるときでもある。

黄緑色が悪印象の場合

黄緑色が悪印象の場合は、それらのバランスが崩れた状態。

協力関係が壊れたり、あるいは自分が周囲の環境に適応できなくなっている。将来を気楽に構えていられない状況に、精神的にも後ろ向きになりがち。

この状況が長く続くと気力の回復が難しくなっていくため、適度に息抜きをしたり周囲と相談しながら環境改善策を思い切って進めてみよう。

茶色の夢

「堅実度・簡潔度・論理度・清浄度」の象徴

素朴で落ち着いた印象を与える茶色は、どっしり安定した自然体な心境の表れ。

長年培われてきた価値観を大切にし、シンプルながらも実用的という安定性を重視する傾向があり、同じ価値観を持った相手や穏やかで落ち着いた長い付き合いを求めやすい。

茶色が好印象の場合

そんな茶色が好印象の夢は、捉え方もシンプルで、事実を論理立てながら相手の気持ちに立って考えられる状態。その落ち着いた雰囲気は周りにも安心感を与えやすく、互いの人生に馴染むように関係が続いていく予感。

たとえ異なる価値観を持つ相手だとしても、穏やかなペースを崩さずじっくり理解する姿勢を示すことで一定の信頼を獲得できる。

食事においても、素材の良さや栄養面を意識するので健康を維持でき、その堅実さは金銭面にも表れ、金運UPの兆しも。

茶色が悪印象の場合

一方で茶色が悪印象の夢は、無気力化が進んで感性が枯れた状態。単調な生活への飽きや過剰な保守傾向など、バランスの乱れや心の穢れを反映している。

他人への気遣いや保身が必要以上に優先されやすく、常に堅実であろうとすることで楽しむ選択肢が狭まるほか、お金にケチで付き合いが悪い人という印象を与えることに。他人に合わせることも意識しよう。

また、時には思い切った挑戦や、安定した日常生活にも普段とは違ったささやかな変化を取り入れることをおすすめする。

黒い夢

「潜在度・未確定度・野心度・探究度・ネガティブ度」の象徴

最も濃暗色の黒は、密かにチャンスを待ち構えるように隠れた野心、または他人には言えない本音を隠している心境を反映している。また、その内容の良し悪しは印象によって異なり、一概に「黒だから悪夢」とも言い切れない。

※黒は不吉な色とされますが、他の色と同様に良い面や効果もあります。ただ、一般的なイメージによる影響も反映されるため、夢での印象を重視しつつ夢の中で黒色だった物の象徴も参考にしてください。

黒が好印象の場合

黒に好印象を抱く夢は、可能性に期待を寄せている心境。

心に秘めた本心や夢をあまり他人に語らずとも、未知を恐れず着々と行動できる単独の強さを秘めている。また、そういった姿勢によって、周囲にもミステリアスな魅力や何にも染まらない逞しい心証を与えやすいとき。

特に美しい漆黒は、期待する心に導かれるまま未知の世界に飛び込むことで、新たな出会いから展開し始める兆候を示しているが、危険な誘惑に対しても同様に期待しやすいので見極めは慎重に。

黒が悪印象の場合

黒が悪く思える夢は、判断を狂わせる過剰な期待への不安や、恐怖、絶望、孤独といった暗くネガティブな感情が心を占拠。本能や欲望がコントロール不能に陥りやすいとき。

現在の状態では、危険な香りがしても期待に縋って失敗してしまうリスクが高く、悪化すると負のスパイラルから抜け出せなくなることも。

早い段階で周囲の手を借りられれば復帰が早まるが、独りで突っ走ったり悩みだすとドツボにはまりやすいので要注意。誤った行動に走らないように十分注意して、丁寧な生活習慣を心掛けよう。

灰色の夢

「中立度・淡白度・曖昧度・不明度」の象徴

白でも黒でもない色味のない灰色は、感情に左右されない冷静な心境の反映。判断するのが難しい複雑な状況下で、物事の善悪や両極端な意見など、事実に基づいた客観的な判断を下そうとしている。

灰色が好印象の場合

無彩色であるグレーが好印象の夢は、感情の熱や欲求が控えめな代わりに、常に変わらず無駄のない心の状態を反映している。また、そんな感情でブレることがない安定した精神状態がポジティブに作用する兆し。

主に、中立を崩すことなく平和的に対立する意見をまとめ上げられるなど、「洗練された冷静さ」や「公平さ」が際立つ。

そして、淡々とした姿に信頼や好感を持たれやすいため、仕事を頑張ることで成功だけでなくプライベートのチャンスも舞い込む予感。ただ、疲労には気づきにくいところもあるので、日頃から気にかけるとなお良し。

灰色悪印象の場合

一方、グレーが悪印象の場合は、モヤモヤとすっきりしない雲空のような心境を表す。あるいは、心労が積み重なり、未来への希望や日常の楽しみを感じにくくなった状態を反映している。黒に近くなるほどネガティブな感情も強いので注意しよう。

現在は、思考を放棄して事実や効率だけを重視した機械的なやり方や、中途半端に中立を保とうとすることで立場や評価を損ねやすいとき。また、義務や他人の感情面を考慮しなければならないストレスが心身の負担となる傾向。

自分自身に対してもおざなりになりがちなため、定期的な息抜きや健康を意識した生活を心掛けるように。

白の夢

「清浄度・純粋度・謙虚度・誠実度・潔白度」の象徴

黒と比較されるのであれば善性が強調され、純白は神聖な存在を表すなど良いイメージがついている白。そんなあらゆる色に染まる可能性を秘めた白は、基本的に清々しくピュアな心境を反映している。

※夢占いの中でも吉意が高い白ですが、印象がより重要となります。

白が好印象の場合

白が好印象の夢は、正しくあろうと心掛けつつ自分のカラーを探そうとする好奇心旺盛な前向きさが光るとき。

また、白は「平和」の象徴でもあり、周囲と手を取り合って明るい未来を掴み取ろうとする単純明快な方針を心に宿している。

中でも輝くような純白は、道徳心や良心に従って助け合いながら理想を実現できる兆候。初心を忘れず、常に真っ新な気持ちで向き合うことで幸せが長続きする。

白が悪印象の場合

しかし悪印象の場合は、完璧なバランスが乱れて心に穢れが生じた状態。ショックで無気力になったり、冷淡で白けた気持ちになっていると考えられる。また、潔癖性や完璧主義の気質が強まる傾向も。

人間関係の変化や精神的なものからくる身体の違和感として現れることもあるため、健康にも気をつけたいところ。

リラックスできる空間づくりや趣味の時間をつくり、自分を安心させられれば調子も戻ってきやすい。また、元には戻れなかったとしても再び顔を上げることができたなら、そこからが成長した新たな自分のスタートとなる。

銀色の夢

「洗練度・共鳴度・均衡度・展望度・信念度」の象徴

金色に次ぐ価値を与えられている銀色は、わかりやすい活発さはないものの、内に固い信念や理想を秘めた状態の表れ。また、月の色を「銀色」と表現することから、象徴に「変容」や「創造性」といった月の性質が含まれる。

※月の象徴と似た要素を含むため、月の夢も参考にするとイメージしやすいです。

銀色が好印象の場合

輝かやく銀色が現れて好印象を抱く夢は、信念を貫き理想を追求することで価値のある結果を手にしたり、自身が洗練されて変貌を遂げられる予感。

自分自身と向き合い自身を磨き上げれば、魅力と才能が花開いて結果だけでなく愛も勝ち取れる。

また、他人の感情を繊細に感じ取れる時でもあるので、相手が求めているだろう行動を先回りすることで心証が良くなりやすい。

銀色が悪印象の場合

逆に、銀色がくすんでいたりと悪印象の夢は、他人への理解や共感が不足した状態。

その主な原因として、夢や努力が無価値に感じられて自信を失っているか、もしくは結果や価値観を受け入れることができず、ストレスやフラストレーションが溜っている可能性が考えられる。

このようなナイーブな状態では人も離れやすく、また自分自身も思い詰めて一人になりたがる傾向も。

たとえ自分にとって理想的な結果ではなくても、それが本当に無価値なものかどうかは今後の自分次第。他人の話に耳を傾けられれば、新しい価値観や人生の哲学も見つかるはず。

金色の夢

「成功度・尊厳度・野望度・カリスマ度・展望度」の象徴

輝かしい富や名誉の価値が与えられた金色は、溢れんばかりの自信を携えて誇り高く突き進もうとする心境の表れ。または、現在の達成感が反映されたもの。

※太陽とも関連深く、象徴の傾向性が似ているので太陽の夢も参考にするとイメージしやすいです。

金色が好印象の場合

前述の通り、金色が好印象の夢は、自尊心を力に前進するエネルギッシュな精神状態。

自分を見つめる銀色と比べ、揺るぎない自信を前面に押し出して「行動あるのみ」と勢いづく前向きさが力強い。自分を信頼している分、迷いなく理想を追求でき、周囲よりも一歩先に成功を手にしやすい。

そのため、この夢を見た場合は、周りに誇れる自分になるべく努力することで才能や魅力を獲得し、周囲の賞賛を受けるとともに夢も実現できる黄金期と言える。

金色が悪印象の場合

一方でこの金色の夢が悪印象の夢は、迷いや不安、虚栄心が芽生えた心境を表す。これは「絶対に実現しなければ」という過度のプレッシャーや自信過剰による慢心、達成感のないストレスが原因と考えられる。

また、「自分にとって価値あるもの=自分の価値」と結びつけやすさも金色の特性。

特に、身なりや所有物が金ぴかの場合、尊厳や体面を重視した傲慢さが目立つとき。形から入ること自体は悪くないが、内面に自信がないからこそ外側を塗り固めて虚勢を張っている状態のため、振る舞いには要注意。

くすんだ安っぽい金色も同じく、自分の価値を疑い始めて自信を失った状態と言え、達成感のない状況が続くと負のループに突入しやすい。結果や評価だけではなく、内容に目を向けて自分を成長させることに集中しよう。

虹色の夢(レインボーカラーの夢)

「幸福度・展望度・多様度・共存度」の象徴

雨上がりの空に虹が架かると嬉しくなるように、夢の中の虹色も「この先すべてが良くなっていく」と思えるポジティブな心境を反映している。また、社会的にも多様性の意味を与えられたカラーでもあり、個性を尊重し合いながら共存していく社会や関係性を意識しているとき。

虹色が好印象の場合

存在自体が幸運のサインでもある虹色が綺麗で好印象の夢は、希望を胸に逆境を乗り越えて幸せを手に入れたり、アイデンティティを活かせる素晴らしいチャンスに巡り合える予感。

ただ、思い立ったらすぐ行動するように。現実でも短時間で消える虹は「一時的な幸運」の象徴でもあり、のんびりしていると折角の機会を逃しやすい。今すぐ行動に移してぜひともチャンスをものにしよう。

虹色が悪印象の場合

幸運の虹色が悪印象の夢は、希望が失われて失望したり理想や幸せがまやかしに思える心境の反映。または、今後そうなる予感や不安が過り心に影を落とした状態。

本来は素晴らしいはずのものを素直に受け止められなかったり、予測できない未来への不安から何でも逆説的に捉えてしまう、といったネガティブさが目立って他人と対立しがち。

この状態を解決するには、互いの考えの違い以前に、受け入れられる余裕が心にないという自分の状態を自覚することがまず第一。そして、自分のご機嫌をとりつつ「他人にも事情があるのかも」という想定を心掛けることができれば、徐々に心のゆとりも取り戻していけるだろう。

また、「一時的な幸運」と同様に「一過性の不調」とも考えられる。あまり根詰めずに自分の状態を整えていこう。

色が変わる夢

「感情の変動・意識の変化」の象徴

“空は心模様を映し出す”という表現のように、変化する色が感情や意識の情緒的な動きを反映している。つまり、変わる前の色は以前の心境、変化後の色は現在の心境と考えられる。

色によって感情は異なるが、心境の変化によってこれまでは見えなかった視点で物事を考えられるようになるなど、視野が広がる切っ掛けが訪れる兆し。

しかし、変化後が悪印象の場合は良い切っ掛けと捉えられず、ネガティブな感情に呑まれて逆に視野が狭まる傾向。また、不安を理由に心変わりしてしまうなど、不安定な情緒を示している。

現在の自分の精神状態を踏まえて「普段の自分だったら」を念頭に考えるべき。

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